インド蓮(Nelumbo nucifera)

インド蓮の花
インド蓮(Nelumbo nucifera)は美しい水生の植物で、水の表面に浮いている豆緑色の葉があります。ピンクの花は、水面から数cm上がった辺りで、太い花茎の上に咲きます。
インド蓮の花は、神聖視され、仏教の宗教儀式に用いられます。植物全体が人間の消費に供しています:その主な部位は種子と根(根茎)で、東南アジア全域にわたって、伝統的な料理に使われます。インド蓮は沼地の植物で、芳香を持つホテイ草と同様な方法で育てることができます。やり方さえ知っていれば、誰でも困難なく育てられる植物です。
キワノ - ツノニガウリ(Cucumis metuliferus)
ツノニガウリの長さ10~15cmの果実はオレンジによく似ています。ウリ科に属しています。果実には表皮の部分に小さな角があり、旧式の武器を思い起こさせます。果肉は緑色で、普通たくさんの長さ5~10mmの種子が入っています。熟していない時には、果実の色は緑です。
中国茶-あなた自身のお茶の木を育てよう!

冬が終わる前に、全ての園芸家達は、次のシーズンには何を育てようかと考えます。トマト、パプリカ、キュウリを育てることにチャレンジすることにも飽きてしまいましたか? 何かほかのものを育ててみたいですか? もっと変わり栄えのする外来種でも? 今年はあなた自身のためのお茶の木を育ててみるというのはどうですか?!
ケシアマツ (Pinus kesiya)
ケシアマツ (Pinus kesiya) はアジア産で成長が早い。自生地の栽培以外では見かけることは殆どありません。樹高は30~35m、幹は直径1mにも達します。各枝は3本の刺があり、長さ約15~20cm。この木の果実(松かさ・球果)は長さ約5~9cm、種子は約1.5~2.5cmです。
種子から育てるマンゴ
最良の発芽結果を得るためには、新鮮な収穫されたばかりの種子を播くことです。種子は、温度が20~25℃の水に2~6時間ほど浸けておきます。
日曜日 27.2.2011 22:32 | 印刷 | 外来植物, 植物の成長に関する知識
ヤシ Parajubaea torallyi (Palma Chico, ボリビアの山ココナッツ)
Parajubaea torallyiは、南アメリカ産のきれいな耐寒性のヤシです。が、自生地、ボリビアの国外では、園芸家が栽培していることは稀です。と云うのは、種子が大きい(輸送コストが高くつく)からです。
ボリビアの自然、それは海抜2700~3400mの高度のアンデス山脈の谷間の、乾燥した埃っぽい所で、生育します。ですから、このヤシは、世界で一番標高の高い所に生育するヤシの品種にもなります。温度は20℃以上に上がることは本当に稀で、また夜間の降霜はこの高度では、そんなに稀ではありません。冬季に当たる月(7月、8月)には、-7℃の温度にまで下がることがしばしばあります。年間降水量はたったの550mmです。
耐霜ヤシRhapidophyllum hystrix - 針葉ヤシ

Rhapidophyllum hystrix
Rhapidophyllum hystrixは最も耐霜のヤシの品種のひとつです。Rhapidophyllum族にはただ1品種だけです。この椰子の自生地域はアメリカの南東部の湿った地域です。が、幸いなことに耐霜性は-20℃までで、世界中の、とりわけヨーロッパのポピュラーな 庭園植物と同程度です。
カリマンタン マンゴ、Kasturi (Mangifera casturi)
カリマンタン マンゴ(Mangifera casturi)あるいはKasturiのローカル名で知られるものは、熱帯性果樹木で、10~30mの樹高で、(インドネシア)ボルネオ島南部のBanjarmasin周辺の非常に狭い地域固有のものです。今日では、不法な伐採によって野生では絶滅しています。しかしながら、その美味しい果実のおかげで、この地域では栽培されているものがあります。
インドネシアのマンゴ
インドネシアのボルネオ島には、島内で自然発生した34種類のマンゴの品種があります。これらの品種の多くは、熱帯雨林の山林伐採により、重大な絶滅の危機状態にあります。いくつかのマンゴの品種、例えばカリマンタン マンゴ(Mangifera casturi)は野生では既に絶滅しています。
ボルネオ島の他のいくらかのマンゴの木の前途も、例えば、Mangifera griffithi (次のようなローカル名で呼ばれている: asem raba, and romian), Mangifera pajang (asem payang), Mangifera quadrifida (asem kipang) や Mangifera torquenda (asem putaran)等も 同様です。
奇想天外(ウェルウィッチア属 Welwitschia mirabilis)‐生きた化石の栽培

ウェルウィッチア属
奇想天外(ウェルウィッチア属Welwitschia mirabilis)はアンゴラ南部とナミビアの大西洋の海岸線に沿った小域に育つ原始の植物です。奇想天外は、初見ではそのようには見えないが、実際のところ、木なのです。植物全体はひとつの短い幹とそれから出て育った2枚の葉‐ほつれて終わりのない2つの巨大なうねったリボンのように見える‐から成り立っています。奇想天外は生ごみの塊のように見えることもあります。